どのようにスクールを選んだのかを振り返ってみる
こんにちは。toshiと申します。スクールに通いはじめておよそ6週間が経ちました。スクールを決めるまでにかなり悩みましたし、今現在悩まれている方も多いのではと思います。
そんな方のために、私がどのように今のスクールを選んだのか。また、どういったポイントに気をつけるべきかを書いていきます。別記事で、スクールに通う前に疑問に思っていたことをまとめたいと思います。
まず結果からいうと、@kou_yanさんのスクールに入学することにしました。始まったばかりのスクールですので(実質私が1期生的な感じかな)、まだWebsiteはありません。
追記(2019年9月7日):現在はWebsiteがあります。また、当時私が入学を決めた時よりも月額費用が高くなっています。
2019年9月8日追記:プログラミングスクールに通って、エンジニア転職をはたしました。実際に働いてみてからの記事と、プログラミングスクール通うまでに行っていた独学・挫折などについても記事にしたのでご興味あれば読んで頂けると嬉しいです。
スクールに関する資料はこちらです。
Dropbox - プログラミング学習①(導入).pdf
独自教材を使わない、個人にあったペースで進める、なにより料金が安いということもあり入学を決めました。
スクール入学をなぜ考えたのか
以前の記事でも書いていますが、何度も独学を試しましたが挫折を続けていました。特に、基礎を終えてから次のステップをどう踏み出せばいいのかわからない。また、踏み出しても、わからないことだらけで嫌になり挫折。を繰り返していました。
独学するための教材はたくさんありますが、どうやら私はスクールに行って、強制的に学習する環境・教えてくれる人がいないと続けられなそうだな。という結論に至りました。
とはいえ、スクールは数十万円かかるものなのでそう簡単に入学とはなりませんでした。過去に独学で英語を身に着けたこともあるので、なんとか独学で出来ないかと試行錯誤しました。
MENTAでメンターさんを探して、Slackでサポートしてもらいながら学習を少ししてみましたが、副業を始めるタイミングなどと重なり結局続きませんでした。(メンターさんは良い方でした。ただ、料金が月1,000円と破格に安かったので、サボっても痛くない。と考えていた甘さがありました。)
どのように情報収集をしたのか
独学もだめ、メンターさんがいても駄目。となり、副業が落ち着いたタイミングで本格的にプログラミングスクールに通うことを決意します。それまでもちょこちょこネットで情報収集をしていました。ですが、何が正しい情報なのか分からず最初は苦労しました。
色々調べて最初に持ったイメージとして、
- 3ヶ月で30〜50万円くらいが相場らしい
- どこもRuby on Railsを教えているらしい
- 就職サポートをしてくれるところが多いらしい
こんな感じでした。おそらく「プログラミングスクール おすすめ」とかで出てくる記事を読むと同じようなイメージを持たれると思います。
ですが、どう考えても胡散臭い記事が多い印象を受け、同じような記事ばかりでなんの参考にもならないとも感じていました。
それからTwitterでも情報収集を続けていると、やはり「プログラミングスクール おすすめ」などで出てくるスクールは良くないんだなと判明。
Twitterで主に参考にさせていただいた方は以下の方です。
井上慎也@WEBエンジニア (@ino_dev) | Twitter
米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) | Twitter
ヒツジ@t.s2019 (@sheepWebiOS) | Twitter
こうやん@プログラミングスクール開講準備 (@kou_yan) | Twitter
特にヒツジさんが多くプログラミングスクールに関してツイートされていました。30歳を超えて未経験からエンジニアになられた。スクールに実際に通われていた。周りの実際にエンジニアとして活躍されている方との繋がりもある。というあたりからヒツジさんのツイートを信頼するようになりました。
結果として良さそうなスクールは、ヒツジさんのこんな感じのツイートによって
プログラミングスクール行くんだったら、@norotime DICさん@CircleAroundCo サークルアラウンドさん@kou_yan Quelcode
— ヒツジ@t.s2019 (@sheepWebiOS) January 3, 2019
を薦める。 https://t.co/IAm2Fl9416
Dive into code, サークルアラウンド、Quelcodeあたりに絞られました。
サークルアラウンドは場所的にちょっと通うのがしんどいので、Dive into code、Quelcodeのどちらかに通おうと決意しました。
実際に説明会などに行ってみる
通うべきスクールは絞られたので、あとは実際に説明を聞きに行きます。
ただ、ここで脳裏をよぎったのは「自分自身も勉強しながらお金もらえたらいいんじゃね?」というアイデアです。
Dive into codeは中途でメンターの採用を行っています。(2019年1月現在)
中途採用 | 採用情報|株式会社DIVE INTO CODE
ですので、メンターとして働きながら自身も学習するのもありかなと考えました。
そして、スクールとしての魅力は感じていませんでしたが、tech expertもメンターの募集をしていたので、興味半分で入学希望者としてまずは話を聞きに行くことに。
tech expertの話は長くなるのでまた別に書きますが、やはりネットで調べたとおりだなという印象でした。シンプルに良さを感じられませんでした。
次にDive into codeの説明会に行きましたが、すごく分かりやすく良かったです。入学してから卒業までのイメージをしっかり描くことが出来ました。入学をゴリ押ししてこないあたりも好印象でした。
最後にQuelcodeです。こちらは説明会はなく、事前資料と選考で色々質問させてもらって判断するという感じでした。
Dive into codeとQuelcodeで迷い、以前メンターをしていただいたNARI / フリーエンジニア🏕Teamkit (@NARI_Creator)さんにも単発でスクール選びの相談をさせていただきました。エンジニアの友人がおらず相談できる方がいなかったので助かりました。
最終的に、Diveは通学が9ヶ月と期間が長いことがネックとなりQuelcodeにしました。9ヶ月通うと私の派遣の契約状況的にめんどうなことになるので、半年を学習目安にしているQuelcodeのほうが私にはあっていました。(Diveが9ヶ月の学習期間を設けているのにはしっかりとした理由があります。私の状況と合わなかっただけです。)
また、QuelcodeがPHPを教えている理由にも納得できたという点もあります。
スクール選びのポイント
都合3つのスクールしか話を聞いていないので偉そうなことは言えませんが、スクール選びで考慮すべきポイントをいくつかあげたいと思います。
- メンターが現役エンジニアかどうか
- 独自教材を使っているか
- 教室を持っているか、またきれいさはどうか
- スクールの透明度
1. メンターが現役エンジニアかどうか
スクールによっては、メンター(教えてくれる人)が学生の場合もあるようです。当然ですが、現場経験のある人とない人だったら、経験のある人に教えてほしいですよね。
現職の私の上司は、元々世界的なIT企業のECサイトを作っている人でした。上司の話を聞いていると、エンジニアは職人的要素が強く、現場での経験がかなり大事なんだなと感じました。現場を経験していない人であれば、そういった大事なことは伝えられないですよね。
2. 独自教材を使っているか
使っていないほうが良いと思います。なぜなら、独自教材は常にアップデートが必要になり、その分経費がかかるからです。
余談ですが、私は以前英語のコーチになりたいと思い、英語コーチングを行っているR◯IZAPにまずは生徒として話を聞きに行きました。独自教材を使っているのを一つの売りとされていましたが、独自に作る意味とは?というくらいのものでした。
そんなものにお金をかけるなら、スクール料金を安くしてくれる方が生徒としては嬉しいですよね。結局基本を学んだらあとは実践なので。そして、それをサポートしてくれるメンターがしっかりいれば良いのではと思います。市販の教材、良質なWeb記事はたくさんありますしね。
3. 教室を持っているか、またきれいさはどうか
スクールが教室を持っていてくれることは生徒にとってはありがたいことだと思います。いつでも勉強できて、他生徒・メンターがいる環境はありがたいです。
ですが、教室を持つということはその分経費がかかります。また、過度にきれいなのは疑いたくなります。生徒が求めているのは教室のきれいさじゃなくて、いかに知識を身につけられるか、です。教室にお金かけるなら、スクール料金安くしてくれたほうが嬉しいですね。Diveの教室は良い意味で庶民的で信頼できました。笑
4. スクールの透明度
ここが一番大切だと思います。結局知りたいのは、このスクールに入って何をして、何が出来るようになるのか、です。tech expertは入学してからじゃないとカリキュラムを教えてくれないそうです。Why?
今回候補としてあがったスクールは入学前にいくつかスクールの内容、雰囲気を知るための方法がありますので、事前に必ずそれらに参加されてからどこに通うか判断されることをオススメします。
Diveは体験会やハンズオンを行っています。
DIVE INTO CODE | 無料カウンセリング・体験会申し込み
サークルアラウンドは定期的に勉強会や相談会を行っています。
サークルアラウンド式プログラミング相談所 | Doorkeeper
Quelcodeは毎週土曜日のスクール授業時に空きスペースでもくもく会が開催されています。(ほんとにいつも満席なので、早めに予約されることをオススメします)
プログラミングスクールは数十万円かかるものなので、これらを通じて事前にスクールの合う合わないを判断されると失敗が減るのではと思います。
終わりに
プログラミングの学習方法は様々です。スクールに行かなくても、もちろん勉強できます。ですが、私のように1人だと続かない。という人は早めにスクールに通われることをオススメします。独学で挫折して、自分には才能がないんだ。と思うのはちょっともったいないと思います。単純に学習を続ける環境が整っていなかっただけという可能性が高いと思います。
現に独学で全然続かなかった私はスクールに通って1ヶ月ほどで、コピーサイト2つ作れました。環境ってほんとうに大切ですよね。
しっかり情報収集をして、良いスクールに巡り合われることを祈っています。