企業懇親会で学んだ、良い企業に出会うための6つのステップ
こんにちは、Toshiです。ヨーグレットを食べながらこの記事を書いています。ポリポリ。タイトルあざとくてすみません。
さて、今日は通っているプログラミングスクール Quelcodeの設立者であり講師でもある@kou_yan さんが開催された、IT企業さんとのゆるい懇親会に参加してきました。
ikebukuro-mokumokukai.connpass.com
懇親会では、Twitter上でよく見かける方に直接質問することが出来て、役立つ回答がとても多かったです!そこで得た、未経験からエンジニア就職を目指す方に役立つと思われる知見を箇条書き形式で簡単に共有します。ざっくりとまとめるので、御本人の発言の意図とズレてしまっていたらすみません。
簡単な感想としては
- 色んな勉強会に参加する
- 勇気を持って話しかけてエンジニアと知り合う
- 知り合ったエンジニアから仕事の実情など聞く
- メンターになってくれそうなエンジニアを探す
- もしくは直感的に合いそうなエンジニアを探す
- 4,5の人を通じて採用してもらえるルートを探ったりする
こういったプロセスを、自分の学習を進めながら行っていけば、いわゆるブラック企業や、入社してみたら思っていたのと違った。というギャップを減らせるのでは。と感じました。
さて、会場の様子はこんな感じでした!
減ったとはいえすごい人数笑 pic.twitter.com/darUHvc6eh
— こうやん@池袋でプログラミングスクール開講準備 (@kou_yan) February 23, 2019
60〜70人は来ていました。ケータリングも沢山用意して頂きました。
今日は朝からスクール行って、午後は懇親会でとても良い日でした。
— ユキ@PHPお勉強中 (@yyykms123) February 23, 2019
とりあえず楽しかった!!
そして速攻飯を取り行くスクール生。 pic.twitter.com/SXWjVyQhbJ
これで無料なんて、協賛企業様やこうやんさんには感謝カンゲキ雨嵐です。
目次です。
DIVE INTO CODE 野呂さんに聞いた話
さて、まずお一人目は、プログラミングスクールに通おうと思ったら誰もが一度は候補に入れる、DIVE INTO CODEの野呂さんです。
私がした質問はこちらです。
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最初に入る会社は自分のやりたいことをしている企業か、それともとりあえずどこでも良いから入るのか
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良い企業とは
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企業に気軽に話を聞きに行って良いのか
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Dive into codeのメンターについて
1. 最初に入る会社は自分のやりたいことをしている企業か、それともとりあえずどこでも良いから入るのか
私の質問の意図として、私はEdtechに興味があるのですが、1社目からそういった自分の興味あることをやっている企業を目指すべきかどうか。という質問をしました。
野呂さんの回答としては、自分の興味あることに限定せずとりあえず入社しよう。興味のある分野の求人だけを追って可能性を減らさないことが大切。今は無理でも2,3年経験を積めば自分でやりたいことを選べるようになる。興味を絞るより、良い企業に入ることが大切。
2. 良い企業とは
最初の質問に対する答えで出た良い企業の基準とは何か、と聞きました。
野呂さんの回答としては、例えば自分の興味あることをやっている企業を追いかけて、自分がその会社で初めてのエンジニアとしてただ一人でやっていくとなるとキツイ。受け止めてくれたり、教えてくれる人がいるのが大切。
なので、ちゃんとエンジニアチームがある会社。メンターとなってくれる人がいることが大切。また、チームメンバーがリモートで離れていると、質問があってもすぐに聞けなかったりするので、同じ場所で直接話せる環境であることが大切。
あとは直感が大切。企業に話を聞きに行って、その会社や社員の雰囲気が直感的に違和感を感じるようであれば辞めておいたほうがいい。これは対人間でも同じで、直感的に合う合わない人っている。会社は人の集まりなので、会社とは人のようなもの。
なので直感で雰囲気が合う合わないはあるから、合わないと思ったらやめよう。
3. 企業に気軽に話を聞きに行って良いのか
良い企業の話を受けて、ただ求人サイトを使うだけじゃなく、勉強会などを通じて色んなエンジニアさんにあって会社の雰囲気を掴んだり、コネクションを作るのは大切だなと感じました。また、Wantedlyなどを通じて積極的に企業に話を聞きに行こうとも思いました。
企業に話を聞きに行きたいけど、相手の時間も奪ってしまうしそんな気軽に話を聞きに行ってもいいのか。と聞きました。
野呂さんの回答としては、今募集中の会社であれば、ポートフォリオなど見せられるものが無くても行っても良い。仮に今スキルが無くても、数カ月後に成長したら声かけてもらえる可能性がある。顔を覚えてもらうことが大切。逆に今採用をしていない所には、全く成果物とかない状態で行くのは良くない。
求人は刺身のようなもので鮮度が命、すぐに腐ってしまう。ここでいう腐るとは求人が打ち切られるということ。未経験を受け入れてくれて、育ててくれるようなところは1,2人とか少ない枠での求人が多い。
4. Dive into codeのメンターについて
スクールの同期生がメンターに興味を持って質問をしていました。DICでは教育メンターの採用を行っているようです。
未経験からでも、人に教えることに興味を持っている人は受け入れてもらえる可能性はあるようです。普通は、お金を払ってスクールに通うことになりますが、メンターの場合は給料をもらいながら生徒さんと同じように授業を受けてインプットをして知識を付けたり、最初は生徒さんからの簡単な質問を答えられるようにしていくようです。
実際に今も、前職はカフェでアルバイトをしていた方が未経験からメンターとして1年半ほど働いているようです。
野呂さんはすごく質問に丁寧に答えてくださり柔和な方でしたが、エンジニアを増やそうという熱意が言葉の端々から感じられるとても良い方でした。もちろん選考はありますが、教えることにもプログラミングにも興味がある方は教育メンターの採用情報を見てみるといいかもしれません。
遅咲プログラマーさんに聞いた話
さて、お二人目は、未経験からエンジニアを目指す人は誰もがフォローしている遅咲きプログラマーさんです。
遅咲きさんとお会いするのは2回目でした。以前自分の作りたいサービスを発表して現役エンジニアからアドバイスをいただく。という別イベントで私は発表者、遅咲きさんはアドバイスする側としてお会いしていました。
覚えていただいてないかな。と思っていましたが、その発表の時緊張してしまって、なぜか英語で一部発表をしたのですが、「以前イベントで英語話してた人ですよね!」と覚えて頂いていて嬉しかったです。
唐突な自分語りをしてしまいましたが、私がした質問はこちらです。
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どのようにプログラミングを教える生徒さんを獲得したのか
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教える内容はどんなことがいいのか
1. どのようにプログラミングを教える生徒さんを獲得したのか
遅咲きさんは以前からTwitterや先日のイベントでも、ご自身がプログラミングを教えた経験がとても役立ったとお話されていました。
私も英語を教えた経験などから、教えることが一番の学びになると理解していました。(自分で理解できていないことは人に教えられないため、自分が何が分かっていないかが分かるし、繰り返し教えることで知識の定着にもつながる。)
私もこれは是非真似したいと思ったのですが、まず最初の生徒さんをどう見つけるのがいいのか分かりませんでした。タイムチケットなどで自分の時間を売るのがいいのかな。と思ってましたが、どのように遅咲きさんが生徒さんを獲得したのか聞きました。
遅咲きさんの回答としては、遅咲きさんは自分から生徒を獲得しようとはせず、ブログで集客をしたそうです。自分から生徒を取りに行くと、相手の要望とミスマッチがある場合がある。ブログなどで自分を知ってもらって、相手から来てもらうようにしたほうがミスマッチなどなくなり満足してもらえる可能性が高くなる。ブログからLINE@に登録してもらって集客をしたそうです。
この辺りは今読んでいる「SOFT SKILLS」の”自分を売り込め!”という章に近いことが書いてありました。
ブログやSNSでの継続的な発信は大切ですね。SOFT SKILLSには、ブランディングについてや、面接をハックする方法、学習方法など未経験者が知っておくべき情報が多く載っているのでオススメです。
2. 教える内容はどんなことがいいのか
生徒の集客方法は分かりましたが、次に問題なのは「何を教えるか」です。私がパッと思いついたのは、以前PHPのテキストで学んだTwitter風アプリの使い方は良さそうかなと思いました。
それを遅咲きさんに聞いてみた回答としては、教えることはテキストのものじゃなく、プラスアルファが大切。Twitter風のものはありきたり。
例えば英語が好きな私であれば、英単語帳アプリとかちょっと変わったものを作ってみる。教える為に作る教材づくり自体もとても勉強になる。遅咲きさんはRailsの環境構築方法なども教えていたそうです。
今後私が遅咲きさんと同じようなことをするのであれば、CakePHPを勉強しながらその過程をブログなどでアウトプットして生徒さんの獲得を目指す。CakePHPは環境構築もあるので、その辺りも教えられるようになると、遅咲きさんがやっていたことに近く再現性が高そうかなと感じました。
未経験者共通の質問
色んな方とお話させていただいてちょっと疲れて休んでいたら、クラウドワークスの成田さんが近くにいらっしゃって、こうやんさんとお話されていたのを盗み聞きしてしまいました。すみません😂
成田さんは未経験者の質問は大体共通していると話していて
- 入社後なにをするか
- どれくらいやらせてもらえるか
- 採用されるのに何が必要か
という質問が共通しているとお話されてました。
未経験者としてはやはり不安が大きいので、こういったことを聞きたくなってしまうのですが、結構こういったことはネット上に書いていたり、結局は現場に飛び込まないと何も始まらないですよね。
相手に「これは今まで聞かれたことのない面白い質問だな!」と思ってもらえるような工夫をしていきたいなと感じました。
長めのまとめ
冒頭でも書きましたが、なるべく良い企業に入るためには
- 色んな勉強会に参加する
- 勇気を持って話しかけてエンジニアと知り合う
- 知り合ったエンジニアから仕事の実情など聞く
- メンターになってくれそうなエンジニアを探す
- もしくは直感的に合いそうなエンジニアを探す
- 4,5の人を通じて採用してもらえるルートを探ったりする
というプロセスが大切かなと感じました。あとはTwitterで繋がったりも大切ですよね。
いざ入社してみて一番きついのは、思っていたのと全然違った…ということですよね。様々な要因はあるとは思いますが、一つは下調べが足りない(企業が騙してきたということもあるかもですが)というケースはあるのかなと思います。
ですので、入社後のギャップを無くすために、勉強会などでエンジニアと仲良くなって、エンジニアの実態を知り、なるべくいい会社に入れるようにしましょう!
何も調べず、エンジニアとも知り合いにならず、求人サイトなどを通じて就活するの単純に不利だと思うので、使えるものはドンドン使っていきましょう!
先日エンジニアの友人が「知り合いになればプログラミングのわかんない所とか全然教えてあげるよ。そしたらスクールとかいらないじゃん。でも、知り合いじゃないのにTwitterでいきなり教えてって言うからダメなんだよ。」と話していて、そういう方法もあるのか!と驚きました。
東京であれば勉強会も多いです。エンジニアと仲良くなって、実態を知って楽しそうならやればいいし、合わなそうだなーと思ったら違う道を探せばいいのかなと思います。
一番やばいのは、3ヶ月で50万円稼げます!みたいな広告を信じてスクールに通って実態を知らずに就活をしてブラック企業に勤めてしまうことですかね。それなんて地獄。
この約3ヶ月ほどで数十名のエンジニアの方にお会いしましたが、ほんと優しい方多いですし、教えるのが好きな方が多いと思います。
怖がらずに話しかける勇気。そして、結局最後には現場に飛び込む勇気が必要だと思うので、お互いぼちぼちがんばりましょうー!